にほんブログ村 ++追記++ こちらの記事をたくさんの方が検索して閲覧に来ていただいています。 ただ、当方はヴェネツィア在住でダニを媒介する感染症の症例のあまりない地域に住んでいます。 また夜間や、夏のバカンスシーズンには医師の治療がうけれないなどの状況にあります。 そのためマダニを自分たちで処理していますが、 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、バべシア症、ダニ脳炎など、命にかかわる感染症を持つ マダニの生息する地域などあります。 また自己処理により、皮膚炎などを起こした場合、結局後に、 多額の治療費などがかかる場合もあります。 マダニを自己処理することを推奨するものではありませんので、必ず獣医師、医師に相談の上 処置していただくようお願いいたします。 マダニ騒動があったのでマダニ日記書いてます。 その他の記事はこちら⇒クリック マダニって意外と近くに潜んでます。 草ボーボーの所だけでなくって 街路の植え込み、花壇、砂利道、石の下、あと種類によっては壁の間とか。 あと、東欧の森の中だと木の上にいて動物が近づいたらポトリと落ちて付くのもいるんだとか。 まぁ、そういうところに行くときには完全防備して行くのが一番なんやけどね。 変わりどこでは、ポルチーニの中にいたってのもあって、ちょっと笑った。 一番怖いなーと思ったのは、海水浴場にもいるってことです。 これは去年アリちゃんが砂浜で転がって遊んで帰ってきたら付いてて調べたんだけど。 意外にもけっこういるみたい。 犬が泳いでるような所は要注意だし、それ以外でも注意した方が良さ気。 ってのも、マダニって、鳥にもつくし、蛇やハリネズミなんかにもつく。 夏場は整備されてても、シーズンオフは自然のままだと野生動物が落としてく場合もあるし。 自然たっぷりの欧州では特にビーチも要注意。 で、本題のマダニの取りかた。 最初に言っとくけど、一番安全で確実なのは 「人なら皮膚科に行くこと、ペットなら獣医さんに行くこと。」 行ける人は絶対こうした方がいいです。 ただ、イタリアに暮らしてるとそうもいかない。 ってのも、血だらだら流して救急病院に運ばれたって4時間くらい放置されたり 私はホームドクターからの紹介状を持って動けない状態で行って7時間放置されたから。 たぶん自分で取るしかないと思う(涙 獣医さんがいい人で、親切に治療してもらってるアリちゃんが羨ましいくらい。 次アリちゃんが噛まれたら(ワタシが噛まれても)、多分、先生に取ってもらうけど、 何せ先生は数日、診察してない時もあるのでね。 今回旅先で取りかたがわからずアタフタしたし、 来年になるとすっかり忘れてる自分がいそうなのでキチンとメモしておかないとってことで自分メモです。 なので、行ける人は必ず病院に行ってね。 それと行けなくて自分で取る人も自己責任で取ってね。 あと犬や猫に駆除剤を投与してる場合は、そのまま放置しておくと マダニが血を吸うことで自然に落ちていくと思います。 だけど実験で立証されてはいるけれど100%駆除できるか? あと駆除剤をきちんと使ってたけど病気に感染したと言うワンコもいるので その辺の判断も獣医さんと相談の上決めてください。 実はメーカーにもピッポッパッしたけど(笑)実験では立証されてるけど 治療行為の一環になるのでメーカーサイドからは何とも答えれんそうです(何ともいい加減ねー) 一応、信用できるサイトから色々情報集めてみました。 (とはいえマダニが頭がっぽり皮膚に食い込んだりしてると、お手上げなので初期の場合です) 用意するものは、 あればスプーン状に先がカーブしてるのがいいけれど医療用だし家にはないと思うので 家にあるものだと毛抜きとかピンセット。 あとマダニ取り用のこんなグッズも。 今回日本からお友達が持ってきてくれたよ(Yさんアリガトー) で、メルクマニュアル・在トルコ大使館HP・ULSS.venetoその他いろいろ見た結果。 ちまたで行われてるダニとりの方法は大間違いやったんよね。 ・マダニを素手で触ってはいけない(感染力の高い野兎病は皮膚の小さな傷からも感染します) ・マダニの体に圧力を与えてはいけない(体液が逆流する) ・ワセリンを塗って窒息死させる(あまり効果がないらしい) ・アルコール、油、除光液、などでマダニに刺激を与えては殺してはいけない (体液の逆流、死んでしまうことで頭部が抜けなくなるなど) ・タバコや線香の火であぶっては行けない(体液が逆流する) ・・・・・だそうです。 でもね、アリちゃんに付いてたマダニ。 活きがよすぎてね、右側の脚を被毛から外したと思えば、 左側を外そうとすると反対側がへばりつきって感じで毛に絡まってなかなか掴めなかったけどね。 もしアルコールでちょっと弱らせたいなら、綿棒にアルコール(90%以上)を付けて 頭付近にホレホレと近づける程度のことをするように書いてたサイトもあるけどね。 一応、動物関係のHPだけど、信用できるかどうかは不明。 そやし、何べんも言うけど、 やっぱり行けるなら病院行くのが一番。 マダニビギナーならほんま病院へGO!です。 でもってイタリアの救急も子供は最優先で診てくれるから、小さい子供ちゃんなら絶対救急へGO!です。 それでも取るときはピンセットや毛抜きでこんな感じで取ります。 (ダニ取り専用器具を使うときは取説に従ってください) ①なるべく皮膚に一番近いところを掴んでゆっくりと引き上げて、マダニの体をまっすぐに持ち上げます。 (マダニを強く掴まないように/体を刺激しないように注意すること) ②ひねらず真っ直ぐゆっくりと体から引き抜くこと。 ③マダニが抜けたらすぐに患部を消毒すること(コレ大事) 動画で見るとこんな感じです(英語です) それから、駆除したマダニを虫眼鏡なんかでよく見て、脚8本(若虫だと6本) 頭の先っちょの口器がちゃんとあるか確認しましょう。 実はアリちゃん、先っちょが少し残ってたみたいで、2週間くらいしてポチッと黒くなってきたから 獣医さんに連れてきました。 メルクマニュアルやトルコ大使館HPの下の方、 Q2. ダニの一部が残ったら? A 2 . ダニの体の一部が残っても心配いりません。 ダニ媒介性の病気のリスクを高めることはありません。 トゲと同様に考えて、その周囲をほじくらないで下さい、しばらく経つと自然にでてきます。 局所の感染兆候(発赤,液がしみ出る、熱感がある)がでてくれば、医療機関を受診して下さい。 とあるのですが同じことを言われました。 アリちゃんの場合はタダの「カサブタ」状のものだったようで抗生物質のクリームの処方箋もらって、 塗ってたら2日ほどで取れました。 犬や猫は被毛で皮膚に炎症が起きても気づきにくいので、うちは患部の毛を短くしといたので 気づいたのだけどね。 それから、こちらでは一番ライム病が騒がれてます。 なので、駆除したマダニは1か月ほど体調に変化がないのを確認してから捨てるようにした方がいいみたいです。 マダニが生きている場合は・・・ ・ガラス瓶などに湿らせたコットンと一緒に入れて冷暗所で保管する。 死んでいる場合は・・・・ ・アルコールに漬けるか、冷凍庫で凍らすか(入れたくない・・・)だそうです。 ほんでもって、体調がおかしいな?と思ったら、 マダニちゃんと一緒に病院にすぐ行くと検査・治療がスムーズに進むそうです。 マダニ怖いねー。 **ランキングに参加しています** 今日も見に来てくれてありがとう♪ 一日一回のクリックがランキングに反映します。 応援のクリックもらえたらとっても嬉しいです!! (個人情報は届きませんのでご安心くださいね) にほんブログ村 こちらもよろしく♪ 地域情報(イタリア) ブログランキングへ
by mammi_venezia
| 2013-05-31 21:11
| ・マダニ日記
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